人生楽しんだもん勝ち♫

キャラ弁・スイーツ・和柄雑貨作りに、ボディメイクも加わりました。、、、気ままな幸せTime♡

子どもが見せてくれる知らなかった世界。

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私は私の人生を歩んできた。

35年。

自分のしたいことを選び、時にはしたくないことをさせられてきたこともあったけれど、基本的に道は自分で作り切り拓くものだと思っているのでやりたいと思ったことに関してはやってきた。

 

逆に言うと、自分の好きなことにしか興味を示してこなかった。

好きではないことは触れない。近づかない。遠ざけてきた。

 

でも、子どもが生まれ、大きくなってくると当然ながら親とは違う意志が出てくる。

そんな時、子どもがいたことで今まで知らなかった世界が開け、素晴らしいなと思う。

 

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例えば…

長女の場合

例えば最近の長女の場合・・・

私は楽譜が読めない。楽器も弾けない。

一時期保育士を目指したいと思ったこととあったけれど、ピアノが弾けないし弾ける気がしなくて諦めた。

左右の指が違う動きをすることがわからない。

 

長女も2年前まではそうだったはずなんだ。

音楽関係の習いごとはしてなかったし、楽譜もニガテだって言っていた。

だけど中学校で吹奏楽部に入り毎日楽譜を目にすることで読めるようになるもんなんだ。

今まで楽器に触れたこともなかったのに今ではサックスをそれも大きなテナーサックスを吹けるようになっている。

吹奏楽部は運動部?!金賞目指してがんばれ弁当! - 人生楽しんだもん勝ち♫

 

長女がサックスを吹いていなければ私はきっとその楽器が「サックス」だということも知らなかった。

オーケストラに興味なんてなかったし、ジャスも聴くことはなかっただろう。

知らなかった世界が開けた。

 

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息子の場合

このたび息子は彼女ができたらしい。

祝!息子に彼女出来ました♡さぁどうする?スマホ問題。 - 人生楽しんだもん勝ち♫

それで欲しいと言い出したスマホ問題。

息子の気持ちもわかるので、息子と話し合い一学期の期末テストで5教科合計400点以上取れたらタブレットを買うことにした。

(助言くださった皆様ありがとう♡)

 

私はこれまで基本的に、勉強は一人でするものだと思ってきた。

誰かがいると気が散るし集中出来ないし、「ここ教えて」と言われる度に自分の手が止まってしまう。

一人が一番はかどると思っていた。

 

テスト前息子は「友達とテスト勉強しに行ってくる」と言った。

私は友達と一緒で勉強なんて進むわけないからやめたら?と言ったけれど息子は逆に「友達と教え合う方が頭に入るんだ」と言った。

そんな訳ないと思いながらもじゃあ今回は息子のやり方に任せる。それで結果が出たら信じるとした。

 

結果息子は合計408点を出してきた。

ギリギリではあるけれど目標クリアだ。

息子にとっては一人で勉強するよりもみんなでしたほうが楽しくモチベーション上げて勉強できたそうだ。

私は自分が今までやってきた方法が誰にでも当てはまる訳では無いことを学んだ。

息子には息子のやりやすいやり方がある。

自分のやり方を押し付けることは間違っていることもある。

 

そして手にしたタブレット。

息子は嬉しそうにLINEをしている。

 

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私は今まで子どもたちを一番幸せに出来るのは親である私たちだと思っていたけれど、息子は友達や彼女とLINEしたりふざけあったりしている時、私たちに見せない顔で笑っている。

成長を感じた。

 

ほんの少しの淋しさは一瞬あったけれど、それ以上に息子が嬉しそうなことが私も嬉しい。

自分の手で手に入れた悦びほど幸せなことは無い。

 

「大きくなったらママと結婚する♡」

なんて言っていた息子に彼女かぁ。

今の私はいつか息子が家に彼女を連れて来てくれる日が待ち遠しかったり、長女が結婚して孫を生む日が楽しみだったりしている。

 

子どもが自分で幸せを掴み、育んでいくことを見守る親の幸せを知った。

 

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末っ子の場合

私は走ることはキライではないけれど、わざわざ時間を割いてまで走りたいと思ったことは無かった。

しかし末っ子が始めた陸上クラブ。

 

末っ子の付き添いで走り始めた。

大人になってから必死に走ることなんてなかった。

走るとは思ってなかった。

走ることの爽快感を知った。

また世界が拓けた。

 

末っ子は努力と根性の人。

目標を達成するには近い目標をひとつずつ超えていくこと! - 人生楽しんだもん勝ち♫

私は昔から大体のことはソツなくこなせるタイプだった。

勉強しなくてもそこそこできたし、部活でしていた器械体操や剣道もさほど暑苦しい努力をしなくてもそこそこの結果が出た。

だけど末っ子のような賞状やメダルを手にした時の喜びや感動は得られなかったように思う。

 

努力が認められた喜びや、毎日の厳しい練習に耐え手にしたメダルの重さは私のそれとは違う重みがあるんだと思う。

不器用でもコツコツと続けることの大切さを知った。

 

子育ての醍醐味

子育ては難しい。

今でも本当に悩みは尽きない。

このやり方で合っているのか。

これで伝わっているのか。

私は間違っていないか。

子どものためと思って押し付けていないか。

迷ってばかりだ。

 

だけどやっぱり子育てはおもしろい!

子どもにたくさんのことを教えてもらえる。

私の知らなかったこと、知らなかった世界、知らなかった喜びや、知らなかった幸せ。

子どもがいたから知ることができた。

子どもに成長させてもらっているのは実は親のほうなんだ。

 

私は今、子どもたちがこの先どのような道を選び、どのような人生を歩んでいくのかが楽しみで仕方ない。

いろんな可能性を秘めている子どもたち。

自分で好きな道を選び進んで行ってほしいと思う。

 

親はあくまで応援団。

見守り最強の応援をするだけ。

迷って悩んで選んで決めて進んで行ってほしいと思う。

 

そしてその時はまた私の知らない世界を教えてほしいなぁ。

 

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