「東京コロッケ」って知ってますか?
うちの地元のお祭りの屋台にはいつもあるので、珍しいものだとは知らなかったのですが実は限られた地域にしかないそうなんです。
調べてみると、今では大阪北部とお隣兵庫のごく一部だけ?!
東京にも無くて「東京コロッケ」なのに東京の友人も聞いたこともなかったことに私は驚きました。
東京コロッケってなんなんだ?
いつも行く吹田の神社では3センチくらいが一串5個で100円。
屋台のオッちゃんが5個刺してソースも付けてから手渡してくれました。
豊中の神社では同じくらいのサイズが7個で200円で売ってました。
豊中の神社では揚がったコロッケがたくさん盛られたお皿から自分で7個を刺していき、ソースも自分でつけるスタイル。
どちらも味は同じような感じでした。
屋台のオッちゃんに話を聞いてきました!
原材料はじゃがいものみ!
「柔らかくしてつぶし機でマッシュして塩コショウと薄力粉ちょっと混ぜてパン粉まぶして揚げるだけ!」言うてはりました。
私が見た時は芋をつぶしたものが直径1・2センチくらいの長~い棒状のようになっていて、それを手際よくちぎってパン粉にまぶす作業をしていました。
パン粉まぶされたのがこれ。
茶色いものが混じってますが、これはミンチではなく芋の皮だそうですw
これを揚げて、串に刺し、特製のソースにくぐらせて完成。
ソースはほんのり甘みのきいたウスターソースみたいな味。
しゃばしゃばで串カツソースとよく似ています。
二度づけは禁止ですよ☆
不揃いなのが手作りの味。東京コロッケ
なんで東京にはないのか聞いてみましたが、オッちゃんにもわからないそう。
「東京コロッケは手間かかんねん。でも昔っからこの値~やからよーあげやんし」
オッちゃんはそう言うてはりました。
ほくほくで優しい味の東京コロッケ。
子どものおやつにも良いし、ちょっとしたお酒のあてにも良い。
柔らかい芋が串から落ちないようにそぉ~っと食べたり、熱々揚げたてをはふはふして食べたり。
お祭りの定番の味だと思っていたので、全国区ではないことに驚きました。
だんだんこんな屋台も減っていくのかもしれないなぁ。
子どもたちにも覚えていてほしいな☆