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実際に妊娠出産を経験したからこそ強く思うこと。#コウノドリ1~3 を読んで

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「コウノドリ」を読みました。

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産婦人科医である男性医師が主人公です。

そこで繰り広げられる妊娠・出産を男性の方が描いている。

掲載も「モーニング」と言う男性読者が多い雑誌。

新しいですよね。

妊娠・出産を男性にも知ってもらうのにとても良いと思います。

 

実際に妊娠・出産を経験したからこその感想と、実体験を書きたいと思います。

 

 

『未受診妊婦』

私は3人の子供を出産しています。

結婚して妊娠して、産婦人科で産みました。

妊娠したら検診に行くことが当たり前だと思っていた。

でも色んな諸事情があるにしても一度も検診を受けることのないまま出産で飛び込んでくる妊婦がいるらしい。

緊急搬送されても、胎児の状態も母体の感染の有無もわからないから受け入れる病院はほとんどなく、妊婦はたらいまわしとなり、母子ともに危険な状態になる。

 

どんな事情があったにしてもそれは親の問題。

産まれてくる赤ちゃんには何の関係もない。

赤ちゃんを危険にさらさないで。

親の都合で健康に生まれることが出来たはずの赤ちゃんが重篤になることもあるらしい。

産んで育てられない、検診すらもいけないのなら作るなと言いたい。

赤ちゃんが宿ったのならそれは幸せなこと。

大切にして欲しい。


 

『人工妊娠中絶』

日本では年間20万件の妊娠人工中絶が行われているらしい。

これは年間出産件数の5分の1だとか。

12週までに行われる初期中絶は1日で終わる手術。

でも12週から22週までの中期中絶は「分娩」と同じ。

子宮口を広げ人工的に陣痛を誘発させ産み、入院も数日になるし、「死産届」を出し「火葬」しなければいけない。

育っている命を故意に断つ。中絶は「殺人」である。

未成年者、特に中高生の中絶も増えているらしい。

中学生の娘を持つ親として、しっかり娘に教えたい。

親にとってはまだまだ幼くいつまでたっても子供のつもりでも、体はもう大人である。

妊娠することのできる女の身体。

自分の身体は自分でしっかり守ること。

望まない妊娠は避けること。

その方法もしっかり伝えなければと思った。

 


『喫煙妊婦』

妊娠中に喫煙がよくないことは大体の人はわかっているだろう。

でもなぜいけないのか本当にわかっているだろうか?

たばこを吸うと血管が細くなる。

赤ちゃんに十分な酸素と栄養がいかなくなる。

赤ちゃんの精神発達にも影響があると言われている。

流産率も2倍に増え、早産率も1.5倍。

さらに怖いのは赤ちゃんより先に胎盤が剥がれる「早期剥離」

これが起きると赤ちゃんの死亡率は30~50%

大量出血や子宮摘出で母体死亡率も4~10%だそう。

赤ちゃんを守れるのは母親だけ。

せっかく妊娠することが出来たのなら元気な子を産んであげてほしい。

喫煙は「害」でしかない。

妊娠したのなら何としてでも喫煙はやめてください。

 

 

妊娠・出産は病気ではありません。

でも、女性は母親になるために死亡を含むリスクを背負って挑みます。

父親はすることがないって言います。

確かにおなかの子供を代わりに育ててってことは出来ません。

でも、寄り添っていてほしい。

初めての出産なんて、どれだけ母親学級などで勉強していても不安でしかない。

体調も体型も変わり、どんどん自分が自分じゃなくなっていく。

 

煙草ダメ。お酒ダメ。

食事制限・カロリー計算・運動制限・塩分制限

鉄分摂って、葉酸摂って。

 

分かってるんです。

母親になるため10か月かけて必死に育ててるんです。

だから、お願い。

「男はできることないし、、、」ってそっぽ向かないで。

「みんなやってること」「母親になるために通る道」って当たり前ってだって思わないで。

 

出産に当たり前なんてない。

2000件の出産件数のうち300件は命の危険を伴うってデータもある

100%安全なんてない。

そんな不安だらけの初めての道を歩いているんです。

どうか横にいて手をつないで一緒に歩いてください。

それだけで頑張れる。

それだけで不安が少し和らぐから。

一人で「母親への道」を歩くのではなく、二人で「親への道」を歩きたい。

 

男の人もぜひ妊娠・出産についてもっと知ってください。

 


コウノドリ(1) (モーニング KC)

コウノドリ(1) (モーニング KC)

 

 

 http://ssachiko.hatenablog.com/entry/2014/11/21/150444